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執筆者の写真Yutaka Takisawa

折板屋根へ立平葺きを重ねました。盛岡市

更新日:2023年3月17日

雨漏りしているので見てほしい

事務所のすぐ近くの方からのご依頼でした。


古い折板はボルト締めタイプで

ボルト部分から雨漏りしているようでした。

40年も経てば雨漏りしても仕方がないですね。

ボルト締め折板よりもハゼ締め折板の方が雨漏りしにくいので、現在ではハゼ締め折板が主流です。



このボルト締め折板に重ね葺きしていきます。


まずはボルトを切り、木下地が当たらないようにします。

次に軒先を詰めて雨樋に水が入るようにします。


次は木下地を重ね張りします。

貫板18mm×90mmと構造用合板12mmを張っていきます。

タッピングビスでがっちり固定します。


次に下葺きです。

勾配は1寸勾配しかなかったので

ハイグレードの田島タディスセルフを貼りました。


あとはいつも通りに立平を葺いていきます。


ガルバリウム鋼板の立平葺きクイーンルーフ455です。

月星のセリオスつや消し、ダークブラウン色です。



パラペット内側の壁には

屋根と同じガルバリウム鋼板をはります。



笠木もガルバリウム鋼板を重ね張りします。

電気設備を復旧して完了です。


これで折板屋根に立平葺きを重ね張り完了です。


重ねた全ての重量は500kg程度になります。

屋根面積53平米で500kgですので

10kg/平米になります。

構造上の荷重はクリアしてますので

問題ありません。


盛岡市で折板屋根の雨漏りなどおまかせください!

宜しくお願い致します!

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