コンテナ風サイディング 紫波町
更新日:2023年3月17日
家を建てるなら世界にひとつだけの
オリジナルスタイルにこだわりたいっていう方もいらっしゃるかと思います。
今回のお客様は岩手県紫波町で新築住宅をコンテナ風の外壁にしたいとのご依頼。
オンリーワンの家にこだわりたいとのこと。
いつもお世話になっている岩手県のビルダーの株式会社Us Style様からご相談を頂き計画が始まりました。
設計から加工、工事まで全て担当させて頂くことになりました。
始めてやることで分からないことだらけでしたが、手探りで始めていきました。
鋼板はJFEのガルバリウム鋼板
鋼板選びから吟味しました。
JFE鋼板の極みMAX
ジェットブラックという色を選択しました。
鋼板の厚さは0.5mm
一般的な角波サイディングより厚いものを使用しました。
ガルバリウム鋼板で錆びにくく耐久性に優れています。
締結するビスにもこだわりました。
ビスはステンレスのパッキン付きビスを選びました。
スチール製では錆びてしまい、あとから錆びた跡が残ってしまうからです。
メーカーに25mmと45mmをオーダーで作ってもらいました。
実際のコンテナを測ってくる
コンテナ風サイディングにする為
実際のコンテナから
山谷のサイズを測ってきました。
山の高さ、幅を測り
JWCADで設計して
折り曲げ機械で何度もサンプルを作りました。
折り曲げ機械による成型
全て折り曲げ機械による成型です。
成型機にコイルを通して成型する
角波サイディングとは違います。
一枚一枚、ポンチで印をして折り曲げています。
山の角度が一定になるように
一連の流れで加工してあります。
ヨレやねじれは、ほぼないと言ってもよい
レベルになっています。
施工方法
サイディングの施工を簡単に紹介します。
木下地は横に胴縁を流し、そこにビスで締結していきます。
ビス頭の通りを合わせるために、水糸を張って合わせていきます。
養生テープで仮止めして並べてから
ビス留めしていきました。
これで横からにらんで見ても真っ直ぐに見えます。
換気フードが付くところは台座を作って
フードが取付けやすいように工夫しました。
外部のスポットライトが付くところにも
台座を付けます。
水平器を使用してレベルを取ります。
開口部は役物を折り曲げ機械で作り仕上げました。
バルコニーの土台水切と中間水切
雨どいはタニタのHACO
雨どいはタニタハウジングウエアさんの
HACO GH12号です。
コンテナ風サイディングにマストだと思います。
バルコニー排水部材もスタイリッシュになるよう、吟味しました。
たてといは丸75φです。
コンテナ風サイディングに合わせて
スタイリッシュな雨どいを選択しました。
タニタハウジングウエアさんのWebは↓から書くにしてみてください。
軒といの樋受け金具を付けるところだけ
破風を付けます。
屋根から雨水が雨どいに入りやすいように
軒先の唐草も工夫しています。
スズメなとが入らないように
面戸もしっかり付けています。
パラペットの笠木も同じ鋼板を折り曲げ機械で成型して作っています。
下から風で雨水が巻き込まないように
隙間をコーキングで埋めています。
見えづらいですが、コーキング屋さんに
無理言ってしっかりと防水しています。
見えないところですが
上部に換気イーブスベンツを付けて
しっかり換気もしています。
オーダー品の庇も付けて
オリジナルスタイルになりました。
コンテナ風サイディングを作り終えて
コンテナ風の外壁が完成した時は達成感に満たされていました。
完成を見てまず、かっこいいの一言。
コンテナのような斬新でオリジナルな
とてもかっこいい仕上がり!
お施主様のセンスの良さがヒカリますね。
バルコニーのPCフェンスも
かっこいいですね。
色の組み合わせ、サッシの配置
全てオシャレです!
かっこいい住宅になったようで
私も満足しております。
お施主様の水色のカスタムカーも
似合いますね!
ちなみに
外だけではありません、室内もかっこいいのです。
吹き抜けにはDJブース付き。
センスありますね!
天井のモルタル調の塗壁もいい感じです。
株式会社Us Style様のWebは↓
気になる方はチェックしてみてくださいね。
この度はお施主様、ならびに
ビルダーである株式会社Us Style様には
ご依頼いただき、そして
良い経験をさせて頂きまして
本当ににありがとうございました。
板金のスキルがアップしたと思います。
色々調べて勉強にもなりました。
そして手伝ってくれた
仲間にも感謝です。
ありがとう!
オンリーワンの外壁を考えている方は
是非ご相談ください。
では。
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