【仙台市】天窓(トップライト)の雨漏り修理|ガルバリウム鋼板カバー工法で根本解決した施工事例
- Yutaka Takisawa

- 4月18日
- 読了時間: 11分

「強風で天窓のが壊れて、雨漏りが止まらない」
「もう何年も天窓は使っていないので、いっそ塞いでしまいたい」
こういったご相談を、仙台市にお住まいのお客様からいただきました。
当社ホームページの施工事例をご覧になって、
「天窓を完全に塞ぐ工事ができる業者」として、問い合わせをいただいた現場です。
今回は、この仙台市の天窓雨漏り修理と、同時に行った煙突まわりの補修工事について、
現地調査から完成までの流れを、できる限り分かりやすくお伝えしていきます。
同じように天窓からの雨漏りでお困りの方、
トップライトの撤去や閉鎖を考えている方の参考になれば嬉しいです。
ご相談の内容|強風で天窓のロックが破損、雨漏りが発生
お客様から最初にいただいたご相談は、こうでした。
・強風のあと、天窓のロックが壊れて閉まらなくなった
・雨が降るたびに、天井に水が回ってくる
・天窓はもう10年以上、開閉していない
・これを機に、完全に塞いでしまいたい
・他社に聞いたら「塞ぐ工事はやっていない」と断られた
お客様が一番心配されていたのは、
「このまま放っておいたら、天井や梁まで腐ってしまうのではないか」
という点でした。
これ、本当にその通りなんです。
天窓の雨漏りは、最初は天井のシミ程度でも、
放っておくと野地板(屋根の下地)や木部が腐食し、
想定外の場所から水が出てくることも珍しくありません。
早めの判断が、結果的に一番安く済みます。
こんな症状が出たら、天窓の雨漏りを疑ってください。
・天窓の周りの天井にシミができている
・天窓のガラスの結露が以前より増えた
・窓枠のパッキンが硬くなっている
・強風のあと、急に雨漏りが始まった
どれか一つでも当てはまる方は、一度点検をおすすめします。

現地調査で見つかった、もう一つの問題|煙突まわりのタイル剥がれ
仙台市のご自宅に伺って、まずは屋根に上がらせてもらいました。
天窓を確認すると、ロック金具が完全に歪んでいて、
窓枠との間に1センチほどのすき間が開いたまま固定されている状態。
これでは、少し横から雨が吹けば、
そのまま室内に水が入っていく構造になっていました。
調査中、お客様から
「ついでに、煙突まわりのタイルも気になっていて…」
とお声をいただきました。
見てみると、煙突の4面にわたってタイルが浮いていて、
一部は今にも剥がれ落ちそうな状態。
これ、けっこう危ないんです。
煙突のタイルが落下すると、歩行者や隣家の車を直撃することもあるので、
「天窓の工事と一緒にやっておきましょう」ということになりました。

なぜ天窓(トップライト)は雨漏りしやすいのか
せっかくの機会なので、少しだけ解説させてください。
天窓・トップライトは、採光や開放感という大きなメリットがある一方で、
構造的にどうしても雨漏りしやすい設備です。
理由は、大きく4つです。
① 屋根に「穴」を開けている設備だから
天窓は屋根の一部を開口して、そこに窓枠をはめ込む構造です。
屋根材・防水シート・下地の連続性が途切れる部分なので、
周辺を板金とシーリングで「水を迂回させる」施工をしているわけですね。
経年で劣化すれば、雨漏りリスクが一気に上がります。
② パッキン・シーリングの寿命は10〜15年
開閉式の天窓は、本体と屋根の接合部分にゴムパッキンとシーリング材を使っています。
どちらも寿命は10〜15年ほど。
それを過ぎると、硬化やひび割れで水の通り道ができてしまいます。
③ 強風・積雪の影響を真っ先に受ける
天窓は屋根の頂部近くに設置されることが多く、
強風や吹雪、雹(ひょう)の影響をまともに受けます。
今回のようにロック金具が破損するトラブルは、東北では珍しくありません。
④ 開閉機構そのものが劣化する
ハンドル式も電動式も、「動く部分」は必ず壊れます。
使わなくなった天窓を放置していると、ある日突然トラブルに、ということが多いです。
築30年を超えた開閉式の天窓については、
・新品トップライトへの交換
・完全撤去して屋根を戻す工事
・上からカバーして塞ぐ工事(今回のパターン)
このいずれかを早めに検討するのが、結果的に一番安全です。
実はこれまで、似たようなご相談は何件もいただいています。
多いのが、「30年以上前の新築時に設置した天窓を、ほとんど使っていない」というケース。
当時は「採光のため」「おしゃれだから」と設置したけれど、
生活してみると意外と使わない、掃除も大変、
というお声を本当によく伺います。
そして25年、30年と経ったころに、
パッキンの劣化や金具のトラブルで雨漏りが始まる。
今回のお客様も、まさにこのパターンでした。
今回ご提案した施工プラン
お客様のご要望(雨漏りを止めたい/天窓はもう使わない)を踏まえて、
以下のプランをご提案しました。
天窓の処理
・既存の天窓はそのまま残して、上からガルバリウム鋼板でカバー
・四方を板金でしっかり包んで、完全にシャットアウト
煙突まわりの処理
・剥がれかけたタイルは無理に撤去せず、上からガルバリウム鋼板で4面カバー
・出隅(角)部分は板金で「役物」を現場製作して、隙間なく納める
工期と費用
・工期:1日
・費用:約200,000円(税込)
現場の調査の2日後に工事完了
「短工期」「根本解決」「見た目もスッキリ」の3点でご納得いただき、
即ご契約となりました。
施工①|天窓をガルバリウム鋼板で完全カバー
まずは天窓まわりの清掃と、既存シーリングの点検から始めます。
浮いている箇所はすべて撤去して、新しい防水処理を施していきます。
ここで手を抜くと、あとで鋼板の下で水が回ってしまって、
せっかくカバーしたのに雨漏りが再発する、ということが起きます。
地味な工程ですが、一番大事な部分です。
次に、天窓の形状と勾配に合わせて、
ガルバリウム鋼板を現場で採寸・カット・折り曲げ加工していきます。
既製品では対応できない形なので、
1枚1枚を板金ハサミとツカミで加工します。
このあたりは、板金屋の腕の見せどころですね。
正面とサイドの役物を付けて
ガルバリウム鋼板を天窓の上から被せます。
ポイントは、水が必ず「上から下へ」流れるように重ね順を設計すること。
これを守らない施工では、どうしても雨漏りが再発します。
最後に、取り合い部をシーリングで仕上げて完成です。
天窓は完全に「密閉された屋根の一部」に変わりました。

施工②|煙突まわりをガルバリウム鋼板で重ね張り
続いて、煙突の補修工事に入ります。
今にも落ちそうなタイルは、安全のために先に撤去。
ただ、すべてのタイルを剥がす必要はなく、
上からガルバリウム鋼板でカバーしてしまうのが、
コスト・工期・耐久性のすべての面で一番合理的です。
煙突の4面をそれぞれ採寸して、鋼板を現場で切り出します。
煙突のような「立体物」を板金で包むには、採寸精度がすべてです。
そして今回、一番こだわったのが出隅(角)の納め方です。
煙突専用の役物(出隅コーナー)を板金で製作しました。
こうすることで、4面の鋼板が隙間なくきれいに収まり、
仕上がりの美しさと防水性が格段に上がります。
職人の手仕事ならではの部分ですね。

なぜガルバリウム鋼板を選ぶのか
今回の2つの施工で、どちらも使った素材がガルバリウム鋼板です。
なぜ私たちがこの素材をよく使うのか、簡単にお話しします。
・耐久性が高い
アルミ・亜鉛・シリコンの合金でメッキされた鋼板で、
従来のトタンのおよそ3〜4倍の耐久性があります。
塩害や酸性雨にも強く、東北の厳しい気候にも十分耐えます。
・軽量で建物に負担をかけない
カバー工法は既存の上から被せる工事なので、軽いほどベストです。
ガルバリウム鋼板は、瓦のおよそ10分の1の重さしかありません。
・メンテナンス性が良い
汚れが付きにくく、万が一の再補修時も加工しやすい素材です。
・見た目がシャープで現代的
ツヤ消しのガルバリウム鋼板は、既存の外観によくなじみます。
むしろ「リフォームしてキレイになった」という印象になることが多いですね。
・錆びにくい
鋼板と聞くと「錆びるのでは?」と心配される方も多いのですが、
ガルバリウム鋼板はアルミと亜鉛のメッキ層が守ってくれるので、
条件にもよりますが20〜30年以上は錆びずに持ちます。
東北のように塩害が少ない地域では、さらに長く持つことも珍しくありません。
こうした理由から、瀧澤屋根工業ではカバー工法の第一選択として使っています。
施工後の状態
天窓まわりは、鋼板で覆われて、
もともと窓があったとは思えないほど自然に屋根と一体化しました。
お客様からは、
「すぐに工事に来てもらって安心しました」
とお言葉をいただいて、こちらも一安心です。
煙突まわりも、タイル剥がれの不安がなくなり、
落下事故のリスクもゼロ。
出隅の役物のシャープなラインが効いていて、
「前より外観の印象が良くなった」とお褒めの言葉までいただきました。
工事概要
・施工場所:宮城県仙台市
・施工内容:天窓(トップライト)雨漏り修理、煙突まわり補修
・使用材料:ガルバリウム鋼板、シーリング材、現場製作の板金役物
・工法:ガルバリウム鋼板カバー工法
・施工期間:1日
・施工費用の目安:約200,000円(税込)
よくあるご質問
Q. 天窓を塞いでしまって、家に悪影響はありませんか?
ご安心ください。
今回のように上からガルバリウム鋼板でカバーする工法は、
屋根としての連続性を保ったまま完全密閉するやり方なので、
建物の構造や耐久性に悪影響を与えることはありません。
ただし、明かりが入らなくなるのがデメリットです。
Q. 天窓を交換するのと、塞ぐのはどちらが良いですか?
使用頻度と予算でお決めいただくのが良いと思います。
・交換:採光や通風のメリットを維持したい場合。費用の目安は50万円ほど。
・塞ぐ:もう使わない、雨漏りリスクをゼロにしたい場合。費用の目安は10万円ほど。
今回のように「もう何年も使っていない天窓」であれば、塞ぐ選択が合理的ですね。
Q. 天窓を塞ぐと、部屋が暗くなりませんか?
これは、お客様から本当によくいただくご質問です。
今回のお客様の場合、天窓の下は普段から照明を点けている空間だったので、
暗くなる心配はないとのことでした。
ただ、リビングや吹き抜けなど、天窓の採光に頼っている部屋では、
塞ぐことで日中の明るさが変わる可能性はあります。
そういう場合は、
・内装を明るい色に変える
・照明を増設する
といった工夫を併せてご検討いただくと良いと思います。
現地調査のときに、お部屋の状況を一緒に確認してご提案することも可能です。
Q. 煙突のタイルを貼り直したほうが良いのでは?
タイルの貼り直しは、下地のモルタルから打ち直す必要があるので、
費用も工期も大きくなります(目安は30〜50万円ほど)。
さらに、貼り直したタイルも10〜15年後には同じように剥がれてくる可能性が高いです。
ガルバリウム鋼板によるカバー工事は、
コスト・工期・耐久性、いずれの面でも現実的な選択肢です。
Q. 盛岡の業者ですが、仙台まで来てもらえるのですか?
はい、対応可能です。
瀧澤屋根工業は岩手県盛岡市が本社ですが、
宮城県仙台市を含む東北6県全域で施工実績があります。
遠方だからといって追加費用をいただくことはありません(大型案件を除く)。
仙台市・宮城県エリアでの対応について
瀧澤屋根工業は、創業以来20年以上、東北エリアの屋根・雨漏り修理を専門に手がけてきました。
施工実績は2,000棟を超えます。
仙台市内では、最近とくに次のようなご相談が増えています。
・天窓・トップライトの雨漏り修理/完全閉鎖
・煙突まわりの補修・カバー工事
・すが漏れ(雪と氷による雨漏り)の根本対策
・凍害で傷んだ屋根材の葺き替え・カバー工法
・雪止め金具の増設・交換
東北特有の気候(積雪・凍結・強風)に対応できる施工経験は、
全国展開の大手業者には真似できない、地元の屋根屋としての強みだと思っています。
仙台市青葉区・宮城野区・若林区・太白区・泉区、いずれのエリアも対応可能です。
帰りに立ち寄った、仙台っ子ラーメン
工事が無事に終わって、帰りがけに寄ったのが仙台名物「仙台っ子ラーメン」。

濃厚な味噌スープと細の組み合わせが絶妙で、
一日の疲れが一気に吹き飛びました。
味噌がうまい!
仙台にお邪魔したときの、恒例ルートになりつつあります。
次はどこのお店に寄ろうか、今から楽しみですね。
まとめ|天窓の雨漏りは「塞ぐ」という選択肢もあります
天窓(トップライト)は便利な設備ですが、
築年数が経つと雨漏りトラブルが発生しやすい場所でもあります。
今回のように「もう使わないのなら塞いでしまう」という選択は、
長期的には非常に合理的で、費用対効果の高い解決策です。
また、煙突まわりのタイル剥がれは、放置すると落下事故につながります。
気になっている方は、早めに専門業者にご相談されることをおすすめします。
瀧澤屋根工業では、岩手・宮城・東北エリアで雨漏り修理のご相談を承っています。
「一度他社で直したのに、また漏れてきた」
「原因がよくわからない」
そういったご相談もよくいただきます。
現地調査・お見積りは無料、強引な営業は一切いたしません。
「ちょっと見てほしいだけ」のご相談も歓迎ですので、
お気軽にご連絡ください。
以上、代表の瀧澤(タキサワ)でした。
い。



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