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岩手県の屋根ついて

更新日:2023年3月17日

屋根屋になって15年。

いろいろ経験したことをみなさんにシェアしていきます。



岩手県の屋根について

岩手県では約8割が板金屋根と言われております。

特に盛岡市内の道路から見える屋根はほとんどが板金屋根で、瓦屋根やカラーベストはたまり見当たりません。沿岸地方に行けば瓦屋根が内陸よりは多いのですが、岩手県全体で見ると板金屋根ばかりです。沿岸は海からの塩害で板金が錆びることから瓦屋根が多いようです。仙台まで南下すれば、瓦屋根やカラーベストが主流になります。関東に行けば、屋根屋さんイコール瓦屋さんになります。岩手県は屋根屋さんイコール板金屋になります。

地方によって屋根の見方や考え方が変わります。


岩手県ではなぜ板金屋根が主流なのか?

それは、雪が降るからです。

例えば雪が降らない沖縄ですと瓦屋根が主流ですよね。昨年台風の被害が多かった千葉県も瓦屋根が主流で、強風で剥がされちゃってますよね。

雪が降る地方は瓦やコロニアルが割れてしまうので、割れることがない屋根材が多くなります。スキー場へ行くと必ず板金屋根ですよね。豪雪地域は板金屋根が一番適切ということになります。瓦屋根で葺いてしまうと、割れてしまってメンテナンスがかかりますし、特に谷があると割れやすいのでオススメできません。積雪地に適した屋根形状、屋根材の選定が大事になりますね。




屋根の設計などお困りのことがありましたらご相談ください。






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