
瓦屋根の修理工事 岩手県滝沢市
- Yutaka Takisawa

- 1 日前
- 読了時間: 5分
今回は、滝沢市のお客様よりご依頼をいただいた瓦屋根の修理工事の施工事例をご紹介します。
築約50年の立派な赤瓦の入母屋屋根ですが、今年の雪の影響で屋根の一部が崩れてしまい、部分的な修理を行いました。
雪国では、瓦屋根でも落雪や積雪の圧力によって屋根が破損するケースがあり、今回もその典型的な事例でした。
屋根の一部が崩れてしまった状態でしたが、下地からしっかりと復旧し、安全な屋根へと修理することができました。
工事概要
施工場所:滝沢市
屋根種類:赤瓦(入母屋屋根)
築年数:約50年くはい
工事内容:瓦屋根部分修理
工期:2日
施工費用目安:約20万円(税別)
施工前の状況
築50年ほどの赤瓦の入母屋屋根で、屋根勾配が非常に急な屋根でした。
今年の積雪による圧力で、軒先側から約3m × 1m程度の範囲で瓦が崩れ落ちてしまっている状態でした。
瓦が崩れてしまうと、防水シートも破れている可能性があり、放置すると雨漏りの原因になります。
そのため今回は、崩れた部分を一度すべて解体し、下地からしっかりと復旧する工事を行いました。


施工の流れ
①既存瓦の撤去
まずは崩れてしまった範囲の瓦をすべて取り外します。
瓦屋根の修理では、瓦だけを直すのではなく、屋根の下地の状態を確認することが非常に重要です。

②木下地(野地板)の補修
瓦の下地となる木材が傷んでいたため、必要な部分の木下地を張り替えました。
屋根は見えない部分の状態が非常に大切で、ここをしっかり直しておかないと将来的な雨漏りにつながります。
③防水シート(ルーフィング)施工
下地を整えた後、屋根の防水性能を確保するために**ルーフィング(防水シート)**を施工します。
このシートが屋根の防水の要となる部分です。

④防腐処理した瓦桟木の設置
その後、防腐処理された**瓦桟木(かわらさんぎ)**を設置します。
瓦桟木は瓦を固定するための重要な部材で、今回は耐久性を考えて防腐処理された材料を使用しました。

⑤瓦の復旧施工
新しい瓦を使って屋根を復旧していきます。
軒先の瓦はステンレスの針金で固定し、その他の瓦はステンレス製50mmビスでしっかり固定しました。
雪国では瓦がずれないようにするため、ビス固定は非常に重要な施工方法です。

⑥雪止め瓦の新設
今回の工事では、将来の落雪対策として雪止め瓦を新しく設置しました。
これにより、屋根からの落雪リスクを軽減することができます。

⑦鬼瓦の補修工事
雪の影響で、降り棟の鬼瓦が落ちかけている状態でした。

そのため、
・鬼瓦を一度撤去
・モルタルで穴を補修

という処置を行い、安全な状態へ修復しました。
⑧板金部分の補修
瓦屋根と板金屋根の取り合い部分にある箱棟の板金が、施工当時から納まりが悪く、

・木部が露出
・隙間があり雨漏りしている
という状態でした。
そのため板金を新しく施工し、雨水が入らないようにしっかり塞ぎました。

施工後
瓦屋根をしっかりと復旧し、安全な屋根へと修理することができました。
部分修理ですが、下地からしっかり直しているため、今後も安心してお住まいいただけます。

今回使用した瓦について
今回の修理では、愛知県の三州瓦を使用しました。
昔の瓦はすでに製造されていないため、完全に同じ瓦は入手できません。
そのため、
三州瓦の株式会社鶴弥さんの「チョコ」
という色の瓦を使用しました。
この瓦は、昔の赤瓦に最も近い色味のため、修理しても違和感が少ない瓦です。
雪害の場合は火災保険が使える可能性あり
今回のように
・雪の重み
・落雪
・積雪による破損
などの場合、損害保険(火災保険)が使える可能性があります。
保険が適用されるかどうかは契約内容によって異なりますが、当社では保険申請のサポートも行っていますので、お気軽にご相談ください。
よくある質問
Q1 この瓦はまだ手に入りますか?
昔の瓦はすでに廃盤になっていることが多く、全く同じ瓦は手に入りません。
そのため今回は、昔の赤瓦に一番近い
三州瓦(株式会社ツヤ)チョコ色を使用して修理しました。
Q2 昔の瓦と寸法は合いますか?
昔の瓦と現在の瓦は寸法が異なる場合が多いです。
そのため、新しい三州瓦を
・サンダーでカット
・一枚ずつサイズ調整
しながら施工します。
熟練の職人が調整しながら施工することで、綺麗に納めることができます。
Q3 火災保険は使えますか?
雪害や落雪による破損の場合、火災保険が適用されるケースがあります。
契約内容によりますので、まずはお気軽にご相談ください。
Q4 足場は必要ですか?
屋根の
・高さ
・勾配
・修理範囲
によっては足場が必要になる場合があります。
現地調査の際に安全面を考慮して判断いたします。
Q5 支払い方法は何がありますか?
当社では以下のお支払い方法に対応しています。
・現金集金
・銀行振込
・PayPay
・クレジットカード決済
クレジットカード決済は**Stripe(ストライプ)**を利用しています。
まとめ
瓦屋根は耐久性が高い屋根ですが、
・積雪
・落雪
・経年劣化
などによって部分的に破損することがあります。
しかし今回のように、部分修理でもしっかり下地から直せば長く使い続けることが可能です。
屋根は普段見えない場所ですが、破損を放置すると
・雨漏り
・屋根下地の腐食
・修理費用の増加
につながる可能性があります。
「瓦がずれている気がする」
「雪のあと屋根が気になる」
という場合は、早めの点検をおすすめします。
瓦屋根の修理は瀧澤屋根工業へご相談ください
・瓦屋根の修理
・雪害による屋根修理
・雨漏り修理
・部分補修
など、屋根のことならお気軽にご相談ください。
現地調査・お見積りは無料です。
「施工事例を見た」とお伝えいただくとスムーズです。
お気軽にお問い合わせください。
以上、代表の瀧澤(タキサワ)でした。




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