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迫力あるガルバリウムの角波サイディング シルバーの外壁 盛岡市

以前施工した、住宅新築工事の外壁工事をご紹介。

外壁に、迫力あるガルバリム鋼板の角波サイディングを施工したときの工事事例です。

シルバーのかっこいい外観の住宅です。

写真提供と住宅施工会社は株式会社Us Style様です。


採用した鋼板について

今回採用した鋼板はJFE鋼板さんの極みMAXというガルバリウム鋼板です。

ガルバリウム鋼板の厚さは0.5mmです。

こ鋼板を成型機で角波形状に成型します。

WEBサイト↓

このガルバリウム鋼板には3つの保証がついています。

まず、25年間は屋根に穴が開かないことを保証します。

次に、塗料の浮き、割れ、剥がれに関しては15年間の保証があります。

また、塗料の色あせについても15年間保証しますが、これは限定された10色にのみ適用され、海岸から500メートル以上離れた場所での使用に限ります。

ただし、これらの保証を受けるには、申請が必要です。申請方法については、当社の営業窓口または特約店にお問い合わせください。なお、保証を受けるためにはいくつかの条件があります。例えば、塗料の色あせに関しては、目立つ変色や褪色がない場合に限ります。

この商品は、特殊な複合材料を使用しているため、耐久性が高く、長持ちします。また、耐候性にも優れており、様々な気象条件に耐えることができます。さらに、濃い色の塗料には熱を遮る機能があり、薄い色の塗料には汚れ防止機能があります(特に雨による汚れを減らす効果があります)


今回の色はグレーシルバーです。

信頼と実績ある、優れたガルバリウム鋼板です。


角波サイディングについて

角波サイディングは、建物の下から上まで1枚で通すことができます。

今回は長い物で7980mmで工場で成型してきてもらいます。

5260mm×27枚

6100mm×6枚

7030mm×17枚

7980mm×8枚

合計361.97m

発注はこのように、なるべく現場で切らない寸法で注文します。

横の働き幅は750mmで、914mm幅の鋼板から成型されます。


7980mmの長さは4人いないと運べないほど、とても苦労します。


この角波サイディングは主に工場などに使われるものです。

住宅にこの角波サイディングを張ることは珍しく、斬新です。


角波サイディングの施工

サイディング本体は、上と下を釘で仮止めして並べていきます。

一通り並べたらビス打ちしていきます。


ポーチ柱の部分は、120mm角に合わせて加工して、張り付けます。

ポーチ柱は基本的にビスや釘を打たず、すっきりと仕上げます。

下がり壁の水切もサイディングに合わせて加工して付けています。


サッシ廻りは擦りキズが付かないよう、養生テープを貼っておきます。

これが無いとキズだらけになってしまいます。

サッシ廻りなど切断が必要な部分は、ペコペコならないように

90°に折り曲げ、強度を出しています。

ただ丸のこで切っただけでは、ペコペコしてふにゃふにゃな見た目になります。



サイディング本体の締結



本体はステンレス製のパッキン付きビスでガッチリ留めていきます。


角波サイディングには特別な形をした特殊なビスを使います。このビスはステンレス製で45mmの長さがあり、パッキン(小さな円いプラスチックの部品)が付いていて、水漏れを防ぐ役割を果たします。横に流された木下地の胴縁に455mmに3本のピッチでビスを打ち込んで、本体がしっかりと固定されます。


一番上は、面戸を作り塞ぎます。


出隅は30mm厚の木下地を打って、そこに同じ鋼板で加工した役物を取付けます。


出窓も同じ鋼板のグレーシルバーで仕上げます。


土台水切、出窓の板金などの役物は、盛光さんの折り曲げ機で役物は成型しています。



圧巻の見た目に仕上がました。

迫力あるかっこいい外壁です。


土台水切、ポーチ柱、下がり壁水切、シャッター開口部廻り水切、出窓、笠木の全て

加工場にて自分たちで折り曲げ機で加工した物を取付けています。

既製品がないので、折り曲げ機をもっている板金業者しか施工できません。

角波本体のみ、メーカーさんが角波の成型機で加工してます。

大型車で現場に運ばれ、ユニックなどは使わず自分たちで降ろしています。


屋根はパラペットで見えませんが、同色のシルバーの立平葺きで納めています。



住宅会社は株式会社Us Style様

今回の新築住宅の設計施工業者は、株式会社Us Style様です。


いつも大変お世話になっている住宅会社様です。

とてもかっこいい住宅を建てているので、岩手県で新築住宅をお考え中の方は是非チェックしてみてください。


株式会社Us Style様 WEBサイト↓

インスタグラム↓




Us Style様、ありがとうございました!

お問い合わせ↓



まとめ

今回の施工事例では、迫力ある外観を実現するために、工場などに使われる角波サイディングを採用しました。


この鋼板の厚さは0.5mmの物を成型して作られています。耐久性と耐候性に優れ、保証も充実しており、25年間の穴あき保証、15年間の塗膜の浮き・割れ・剥がれ保証、同じく15年間の塗膜の色あせ保証があります。


工事では、様々な長さの鋼板を作り、現場での切断を最小限に抑えました。サイディングは1枚で建物の下から上まで通せるようになっており、長い物で8mとでしたが細心の注意払い、サッシ廻りなどはキズ防止のために養生テープを貼り付けたりなど、工夫しています。また、サッシ廻りなど切断部分は、折り曲げて強度を出しています。


ポーチ柱や水切りなどの細部にもこだわり、一貫したデザインを実現しました。出窓や土台水切りも同様の鋼板で仕上げ、統一感のある外観を作り上げました。


角波サイディングの施工例についての詳細な見積もりが必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。


当社では、お客様のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。

ご希望のサイズ、色、形状に応じて、細部にわたる提案を行います。

最高品質の材料と丁寧な施工で、お客様の理想の外壁を実現しましょう。


お見積り無料です。



宜しくお願いします!





代表のタキサワでした。







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