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執筆者の写真Yutaka Takisawa

鬼瓦


こんにちわ

本当に今年の冬は暖かいですね。

我々屋根屋としては本当にありがたい事なのですが、趣味のスノーボードが若干やれない天候なのが少し残念です。パウダースノーが恋しい。。。

はい。雪が降らなすぎて工程が進みすぎ仕事の空きができてしまった瀧澤屋根工業です。

しかし、仕事の空きができたからといってスノーボード旅行に出かけるような瀧澤屋根工業ではありません。

日々勉強です。

この空き時間を利用して福島県は郡山市まで車を4時間かけて日帰りで勉強してきました。

瓦を葺ける屋根屋としては、瓦の知識も豊富にしておきたいものです。

今回お世話になったのは、中村鬼瓦製造所さんと五十嵐鬼瓦製作所さんです。

東北に2人しかいない鬼師さんです。

日本最北端の鬼師さんですね。

しかも中村さんと五十嵐さん、お隣り同士というのもびっくりしました。笑

この辺りはかつて良い土が取れるということで窯元さんが10社くらいいたらしいです。

現在現役なのがこのお二方ということですね。

瓦は愛知の三州瓦が有名で、あちらの方にはまだまだたくさんの鬼師さんがご健在だということです。

東北ではおそらく最後の鬼師さんになるとご自分達は言ってました。。。

後継人不足ですね。

問題は深刻です。。。

そして、その施工方法にも色々と驚かされました。

まず、土から粘土を作る工程から入ります。

土は買っているものだと思っていましたが、驚かされました。

大量生産のものには型を作り、一品物だと手作業で作るらしいです。

大きい鬼面瓦や大きい京ノ巻など、普段見れない迫力のある物もたくさんありました。

シャチホコ、特に金のシャチホコはやはりカッコよかったですね。

最近は和瓦に触れる機会が少なくなってきましたが、ぜひ新築住宅に和瓦を葺いて、カッコイイ鬼瓦をつけてみたい物だと思います。

そういう提案もどんどんしてみたいなあー

個人的には金の家紋を入れる鬼瓦がかっこいいと思います。

鬼瓦のご相談もご気軽にお願いいたします。

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