top of page
執筆者の写真Yutaka Takisawa

蔵の再生 屋根葺き替え


蔵の再生ということで、屋根を全面葺き替えました。

既存の屋根は波型スレート瓦です。表面が剥がれ、ボロボロな状態です。

このスレート瓦を剥がして、屋根を新しくします。

新しい屋根材は軽量化をねらい、また耐久性を考慮し

ガルバリウム鋼板の横葺き 定尺 ダンネツトップ4-1ワイドという商品です。

岩手県で普及している横葺きは1段が170mm幅ですが、こちらは275mmと幅広です。

葺き替えの流れを写真で説明します。

こちらが古い屋根材

ぼろぼろで手で触っただけで表面が剥がれます。

①まず既存スレート瓦を剥がします

②構造用合板12mmを上から重ねます。

③下葺き材を貼ります。アスファルトルーフィング940

④横葺きダンネツトップ4-1ワイドを葺きます

⑤破風を新しいガルバリウム鋼板で包んで完成です。

ガルバリウム鋼板にしたことによって

約3000kgあった屋根の重さが900kgになりました。

軽量化することで古くなった建物でも安心です

お色はクールブラックという色で、日射反射率44%のツヤ消しブラックです。

モダンな色に変わりました。

また、あやめと呼ばれる凹凸した表情が、一般的な長尺横葺きとは違いを見せますので

意匠性がありますね。

雪止めはあえて取り付けず、雪は滑り落としてしまいます。

積雪荷重がかからないようにするのが一番の理由です。

昔のトタン屋根とは違い、鋼板はガルバリウムですので錆びる心配はございません。

耐久性も兼ね備えた、屋根材です。

屋根の修理、葺き替えなどご相談承ります。

出張お見積り無料です。

盛岡市で屋根屋を開業して7年、

今まで約500件の新築屋根工事、約200件の修理、リフォーム工事を手がけてきました、

瀧澤屋根工業(タキサワヤネコウギョウ)です。

宜しくお願い致します。


bottom of page