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鋼板屋根の雨漏り修理 棟換気の修理事例と重要性 施工前と施工後の写真も掲載 岩手県矢巾町

更新日:2023年3月2日

今回は岩手県矢巾町の屋根の雨漏り修理を行いました。

この工事事例も、施工前と施工後の写真を掲載していますので、ぜひご覧ください。


当社が対応した棟換気修理事例は、鋼板屋根の棟部分からの雨漏りでした。以前の屋根業者が施工した棟換気に問題があり、雨水が屋根裏に浸み込んでいました。当社では、現地調査の結果、棟換気の不具合を発見し、修理することになりました。


この棟換気部分から雨漏りしていました。


まず、屋根の棟部分を解体し、不具合を確認します。今回の場合、釘を打つところがまったく間違っていたため、雨漏りしていました。写真で確認できるように、見えるところにステンレス釘を脳天打ちしてありました。そして鋼板を立ち上げることもなく、ただコーキングで防水してあります。これでは雨漏りして当然ですね。




新しく棟換気を設置します。

今回はリッヂベンツという岩手県では一般的な商品で、高効率の棟換気を採用しました。

リッヂベンツは日本住環境さんの商品で、信頼と実績あるメーカーさんです。


鋼板を立ち上げて、手前に折り返し、水返しを作ります。

手間がかかりますが当社は標準施工です。




施工前は1.8mしかなかった棟換気を3.4mにしました。

屋根面積がたいだい130㎡あるので1.8mでは換気能力が足りないからです。

これで換気能力が向上して小屋裏の空気を排出してくれます。


雨漏りもしなくなりましので、これで安心です。


この工事事例では、屋根の棟換気の修理を通じて、建物全体の快適性を高めることができました。雨漏り修理の施工事例を他にも掲載しておりますので是非ご覧ください。



【棟換気の効果と重要性】

棟換気とは、屋根の最上部にある棟と呼ばれる部分から空気を抜き出すことで、屋根裏や建物内部の換気を行う方法のことです。棟換気ができていないと、建物内部に湿気や熱気がこもり、カビや腐敗の原因となります。また、冷房効率の低下などの不快な環境をもたらすこともあります。

また、棟換気は冬場の結露防止にも役立ちます。冬場は、屋根裏にこもった湿気が凍結し、結露が発生することがあります。棟換気を行うことで、屋根裏にこもった湿気を逃がすことができ、結露を防ぐことができます。その結果、冷暖房効率が向上し、光熱費の節約にもつながります。

特に、冬場には「スガ漏り」と呼ばれる現象が発生し、雨漏りの原因となることがあります。「スガ漏り」とは屋根の上で雪が解けて流れ出し、屋根の軒先で再凍結する現象のことです。海外ではアイスダムなんて表現もします。スガ漏りの場合、軒先でアイスダムになった水が屋根材から侵入して、軒天をボロボロにしたり、室内のサッシ上部など天井にシミができてきます。しかし、棟換気が正しく設置されている場合、屋根裏にこもった湿気が逃げるため、アイスダムが発生するリスクを低減できます。その結果、雨漏りの発生リスクを軽減し、建物のメンテナンスにもつながります。

もちろん断熱も重要で断熱して、小屋裏のあたたかい空気を外に排出すことでスガ漏りのリスクを軽減できます。

天井裏の断熱材の敷き込み方も重要で隙間ができないように丁寧に敷いていく必要があります。断熱方法については各工務店さんビルダーさんによって異なります。垂木の間に入れる断熱や、屋根に外張り断熱を入れたり、ブローイングしたり、昔からあるよにグラスウールを敷いたり様々ありますね。

とりあえず。スガ漏りを軽減するには、小屋裏の換気と断熱は重要です。



岩手県盛岡市・矢巾町で棟換気修理が必要な場合は、瀧澤屋根工業にご相談ください。

棟換気は、建物の種類や形状、屋根材の種類などによって、必要な換気口の数や場所が異なります。そのため、専門家による点検や相談が必要です。私たちは豊富な経験と技術を持った専門スタッフが、お客様に最適な棟換気の提案や施工を行います。

また、修理後のアフターフォローも万全ですので、安心してお任せいただけます。


宜しくお願い致します。




瀧澤屋根工業(タキサワヤネコウギョウ)代表の瀧澤(タキサワ)でした。


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