【仙台市】天窓の雨漏り修理|板金カバー工法
- Yutaka Takisawa

- 6 日前
- 読了時間: 6分

宮城県仙台市にて、天窓(トップライト)の雨漏り修理工事をさせていただきました。
今回のお住まいは築40年ほど。天窓の外枠まわりから雨水が入り込んでいる状態でした。
「雨漏りは直したい。でも採光はそのまま残したい。」
そんなお客様のご希望に応えて、既存の天窓のガラス面を活かしながら、外枠にガルバリウム鋼板の板金をかぶせるカバー工法で仕上げました。それでは現場の状況から施工の流れまで、写真とあわせてご紹介します。
現場の状況

屋根に上がってみると、トップライトが設置されていました。
ガラス自体に割れはありません。ただ、天窓の外枠と屋根材の取り合い部分、つまり枠が屋根に接するあたりのシール材が経年劣化で傷んでおり、そこから雨水が入り込んでいる状態でした。
築40年ともなると、天窓まわりのシール材や板金の劣化は避けられません。最初は少しずつ入ってくる雨水も、放置すると野地板(屋根の下地の木材)にまで染み込んで腐食が進んでいきます。木が腐ると補修の範囲も金額も大きくなるため、雨漏りの兆候に気づいたら早めに対処することが大切です。
また、築年数が経った天窓の多くは、製品そのものの生産が終了していて部品の調達が難しいケースもあります。今回もそのひとつで、「交換しようにも同じ製品がもう手に入らない」という状況でした。こういった場合でも板金カバー工法であれば、既存の天窓をそのまま活かして修理できます。
室内から見た状況

室内から天窓を見上げると、枠と取り合い部分から染み込んできた水の跡がくっきり残っていました。カーテンにも水が当たっている様子があり、雨が降るたびに少しずつ室内に水が入ってきていた状態です。
「天窓からポタポタ落ちてくる」というご相談はよくいただきます。最初はわずかな量でも、放っておくと天井材やクロスにシミが広がり、最終的には構造材にまで被害が及ぶことがあります。天窓の雨漏りは「少し漏れているだけ」でも、早めに動いていただくことをおすすめします。
施工前の詳細確認

枠まわりをよく見ると、ビス(ネジ)の頭のまわりにも水が回っていた跡がありました。
このビス穴まわりの劣化は、天窓雨漏りの原因としてよく見られるパターンです。天窓の枠を固定しているビスは、施工当初はシール材でしっかり防水されています。しかし年数が経つとシール材が縮んだり硬化したりして、ビスと枠の隙間からじわじわと雨水が侵入するようになります。
表面を見ただけでは「問題ないように見える」のに、実は内部でじわじわと水が回っている、というのが天窓雨漏りのやっかいなところです。屋根の上の話ですから、お客様ご自身での確認も難しい。だからこそ、専門業者による定期的な点検が有効です。
工事の方針
天窓の雨漏りを直す方法はいくつかあります。
・天窓を新品に交換する
・天窓を撤去して屋根面を塞ぐ
・既存の天窓を残しながら板金でカバーする
今回はお客様の「採光は残したい」というご希望があったため、ガラス面はそのままに、外枠まわりだけをガルバリウム鋼板の板金でカバーする方法を選びました。天窓を交換したり撤去したりするよりも費用を抑えながら、雨漏りの原因箇所を根本から封じることができる工法です。
また、採光を残せるという点はお客様にとっても大きなメリットでした。天窓は一度塞いでしまうと、室内の明るさが大きく変わります。「直すなら明かりはそのまま残したい」というご希望は非常に多く、板金カバー工法はそういった場合に有効な選択肢のひとつです。
施工の流れ
下地処理
板金をかぶせる前に、既存のガラス面、枠まわりの汚れや劣化したシール材を丁寧に除去します。ここをしっかりやっておかないと、新しい板金の密着が甘くなり、また雨漏りが再発する原因になります。見えないところの下処理こそが、仕上がりの品質を左右する工程です。
外枠板金を取り付け
今回使用した板金はガルバリウム鋼板です。アルミと亜鉛の合金メッキを施した鋼板で、錆びにくく耐候性が高い素材です。一般的な鉄板と比べて長持ちするため、屋根まわりの板金工事では広く使われています。
天窓の外枠の形状に合わせて板金を成形し、外枠をすっぽり覆うように取り付けます。水の入り口となっていた枠まわりのビス穴や取り合い部分を完全に覆ってしまうことで、雨水の侵入経路をなくします。
施工完了

既存のガラス面はそのまま残しつつ、外枠まわりをガルバリウム鋼板の板金でしっかり仕上げました。
見た目もすっきりしています。採光も以前と変わらず確保されています。
お客様にも「これで安心できる」と喜んでいただけました。
天窓雨漏り修理 価格の目安
今回の工事(外枠へのガルバリウム鋼板カバー工法)の費用は、
120,000円税込 を目安にしてください。
ただし、以下のような条件によって金額が変わります。
・屋根の勾配(傾斜の角度)が急なほど、足場や作業の手間が増える
・屋根の形状が複雑な場合、板金の加工に手間がかかる
・天窓のサイズによってことなります。
まとめ|天窓の雨漏りは「早めの対処」と「専門業者への相談」が大切
天窓の雨漏りは、最初は「ちょっと染みてるかな」という程度でも、放っておくと野地板・天井材・室内壁と被害がどんどん広がっていきます。気づいたときには大規模な修繕が必要になっていた、というケースも少なくありません。
特に気をつけていただきたいのが、築20年以上のお住まいの天窓です。この年数を超えてくると、シール材の硬化・板金の浮き・ビス穴まわりの劣化が複合的に進んでいることが多く、表面からは分からない雨漏りが起きていることがあります。
・雨が降ると室内に染みが出る
・天窓まわりの天井がカビっぽい、黒ずんでいる
・天窓の枠や内側のガラス面が濡れている
こういった症状がひとつでも当てはまる場合は、早めにご相談ください。
瀧澤屋根工業は、天窓修理の専門業者です。
創業以来、天窓まわりの雨漏り修理に特化して多くの現場を手がけてきました。板金カバー工法・撤去工法・室内補修まで、天窓に関わるあらゆる工事に対応しています。「どんな天窓でも断らない」というのが私たちのスタンスです。生産終了品や希少な製品の天窓も、これまで数多く対応してきました。
天窓修理に関する専門情報は、こちらのページもあわせてご覧ください。
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