最新の太陽光パネルはこれ!私が自宅新築に選んだ太陽光パネル「ROOF-1」
- Yutaka Takisawa

- 7月15日
- 読了時間: 9分
更新日:7月22日

こんにちは。岩手県盛岡市で屋根工事店を営んでいる瀧澤(タキサワ)です。
私たちはこれまで1000件を超える屋根工事に携わり、お客様の「大切な家を守る屋根」を施工してきました。そんな私がこのたび自宅を新築するにあたって、選んだのが モノクローム社の屋根一体型太陽光「ROOF-1(ルーフワン)」 です。
今回は専門業者として、また実際に自宅に搭載した一人の施主として、この「ROOF-1」の魅力を詳しくお話ししたいと思います。
屋根と一体化した次世代太陽光「ROOF-1」
「太陽光」と聞くと、まだ多くの方が
「屋根の上に後付けで載っているあのゴツゴツしたパネル」を思い浮かべるのではないでしょうか。
実際、多くの家の屋根を見上げると、金具や架台に固定されたパネルが、まるで屋根に『乗っかっている』状態で取り付けられています。
場合によってはパネルが屋根から浮き上がるように設置されていたり、角度を変えるためにさらに複雑な架台が組まれていて、屋根本来のスッキリしたラインが完全に崩れてしまっているケースも多いです。
そのため、
・屋根とパネルの間にゴミや雪が溜まりやすい
・屋根の塗装をするときに一度外さないと濡れない
・メンテナンス時に見た目の違和感がますます気になる
といったデメリットも無視できません。
しかし私が今回選んだ「ROOF-1」は、いわゆる BIPV(Building Integrated Photovoltaics) と呼ばれる建材一体型の太陽光発電システム。
つまり、
屋根そのものが太陽光パネルなのです。
屋根と太陽光が完全に一体化しているため、見た目は従来の縦平葺きの金属屋根そのもの。近くで見てもパネルが載っていると気づかないほど、フラットでシャープなデザインです。
これこそ、屋根職人として私が「これだ!」と感じた最大の理由でした。
とにかく見た目が美しい ― 屋根職人が惚れ込んだデザイン
私の仕事柄、屋根は家の顔だと強く感じています。
遠目に見たときに、屋根に太陽光パネルがボコボコと載っている家と、屋根そのものが太陽光になっていてスッとしたラインを描く家。
どちらが美しいかは一目瞭然です。
「ROOF-1」はまるでデザイン性の高い縦平葺き屋根。
近くでじっくり見てはじめて「あ、これ太陽光なの?」と気づくレベルです。
モノクローム社はこのデザインに徹底的にこだわり、
太陽光の反射を抑え、屋根材としての統一感を損なわない特殊構造
繋ぎ目が非常に細く、全体が一枚の板のように見える意匠を追求しています。
私は自宅を施工してからお客様に見てもらう機会も増えましたが、
「これ、本当に太陽光なんですか?!」
と驚かれることが多いです。
家づくりで外観にこだわりたい方には、まさに理想の太陽光です。
再生可能エネルギーの時代に必須の選択肢
今、世界的に再生可能エネルギーへのシフトが加速しています。
日本でも例外ではありません。
実際、東京都では今年(2025年)から新築住宅に太陽光設置をほぼ義務化する条例が施行されました。
こうした動きは東京だけに留まらず、いずれ仙台市や盛岡市など、私たちの住む東北地方にも広がっていくのは間違いありません。
つまり、
これからは太陽光を「載せるか載せないか迷う時代」ではなく「載せるのが当たり前の時代」です。
だったら見た目が損なわれない屋根一体型太陽光を最初から選ぶ方が、
あとで後悔しない選択になるはずです。
導入コストは?年間の電気代節約は?
「屋根一体型ってやっぱり高いんじゃないの?」
多くの方がそう思われるのも無理はありません。
通常の屋根に後付けで太陽光を載せるより、高くなります。
ただ、屋根一体型の場合は
そもそも屋根材としての役割も果たしているため、別途屋根を施工してから太陽光を載せる「二重投資」にならず、その分のコストを一本化できます。
加えてモノクローム社の試算では、4.5kWで年間約29万円の電気代節約が見込めます。
私の家の5.2kWなら、単純計算でも年間30万円以上の電気代を浮かせるイメージです。
これを長期的に見れば、10年で300万円、20年なら600万円以上の節約効果が期待でき、十分に元が取れるどころか、将来的には大きなプラスに転じます。
初期費用0円リースプランという選択肢も
さらに2025年3月からは、
初期費用0円のリースプランもスタートしました。
このリースプランは、住宅用の太陽光発電にありがちな「最初に数百万円を用意しなければならない」というハードルを完全に取り払ったものです。
具体的には、
・設置工事や機器費用を含めた初期投資は0円。
・月々のリース料を支払う形で導入できる。
・そのリース料は、通常の電気代削減額とほぼ同等になるよう設計されており、実質的には電気代の支払い先が電力会社からリース会社に変わるイメージ。
つまり、今まで払っていた電気代の範囲内で、最新の屋根一体型太陽光を導入し、自宅の資産価値を上げられるという非常に合理的な仕組みです。
またモノクローム社のリースプランでは、設備の保守メンテナンスも含まれているため、長期間の利用でも安心。
将来の設備更新や修理が発生したときにも手厚くサポートされます。
電気代が年々上がっていく中、こうしたプランは「何もしなければただ払い続けるだけの電気代」を、「自宅の屋根という資産に変える」賢い選択肢と言えます。
屋根材としての性能も超高耐久
ROOF-1は単なる「太陽光パネル」ではありません。
屋根材そのものです。
そのため耐久性にも徹底的にこだわっていて、
・一般的な0.35mm厚ガルバリウム鋼板ではなく、0.4mm厚の超高耐久フッ素鋼板
・防水構造も通常の立平屋根以上の高性能
私の家では太陽光部分をこのROOF-1で、そのほかの部分はデザイン的に昔から好きな瓦(フランス製)を選びました。
ただ、屋根全体をROOF-1+同質の金属屋根で統一すれば、見た目は全て同じ立平葺きのシャープな屋根になります。
もちろん、瓦ではなくこの超高耐久金属で屋根全体を仕上げることも多く、その場合は
通常の金属屋根以上の防水・耐風性能と、太陽光発電が一体化するという贅沢仕様です。
屋根屋として胸を張って保証できる品質です。
自宅施工の様子とROOF-1の仕上がり
施工中は通常の屋根工事と同様にルーフィングを張り、その上にROOF-1を張り上げていきました。

専用の吊子を設置していきます。

裏には40mm厚の断熱材が敷きこまれています。

一枚一枚、ROOF-1を並べていきます。
私自身も認定施工店として責任を持って現場管理を行いました。
そして完成
完成した我が家の屋根は、一見ただの縦平葺き金属屋根にしか見えません。
しかし実際は5.2kWの太陽光が屋根全体に隙なく搭載されており、
毎日電気を生み続けています。



ROOF‑1の製品スペック
モノクローム社が提供する屋根一体型太陽光パネル「ROOF‑1」。ここでは、実際にホームページに掲載されている正確な仕様をもとに、その強みを詳しくご紹介します。
パネル寸法とタイプ
ROOF‑1には2種類のモジュールがあります:

フルサイズ
・外形寸法:1,915 × 384 × 30 mm(厚みは屋根面からキャップ装着後)
・働き寸法:1,880 × 386 mm
・モジュール仕様:44セル(単結晶)
・公称最大出力:110 W
・モジュール変換効率:17.2 %
ハーフサイズ
・外形寸法:1,020 × 384 × 30 mm
・働き寸法:985 × 386 mm
・セル数:22セル
・最大出力:55 W
・効率:16.8 %
幅384 mmの板材を基本に、多種多様な屋根形状にも細やかに対応できます。
材質・構造について
ROOF‑1は0.4 mm厚のフッ素樹脂塗装鋼板を使用。
これは一般的な0.35 mmガルバリウム鋼板よりも高耐久・高耐食で、塗膜剥がれ・色褪せに強く、屋根材として25年以上の美観維持が期待できます。
セルには高透過強化ガラス(3.2 mm/積雪モデルでは4.0 mm)を採用し、耐衝撃性も十分。端子ボックスはIP67防水対応、出力ケーブル4 mm²・長さ1200 mm、コネクターはIP68仕様で安心です。
耐久性・荷重性能
・両サイズともに耐荷重性能6,300 Pa(通常モデル)/13,500 Pa(積雪モデル)を保持。
・安全率1.5をクリアしており、雪国・岩手での使用にも十分対応可能
です。
保証内容
・モジュール製品保証:20年
・出力保証:25年(1年後97%、10年後90%、25年後80%を下回る場合に対応)
・金属屋根部は塗膜保証20年・穴あき保証25年、塩害地域でも安心の長期保証が付属します。
これらのスペックを見ても分かるように、ROOF‑1は単に「屋根に太陽光を載せる」製品ではなく、屋根そのものが高性能な発電装置になる最先端の建材です。長期保証や塩害地域対応の点からも、私が自宅に採用し、自信を持ってお客様にも勧められる理由がここにあります。末永く家と暮らしを守るパートナーとして、ぜひ選択肢に加えてみてください。
これから家を建てる人へ ― 自分が選んだからこそおすすめしたい
私たちの暮らす東北は、雪や寒さもある地域です。
それでも屋根一体型太陽光はきちんと発電し、何十年も家族を守る屋根として機能してくれます。
再生可能エネルギーが常識となりつつある今、東京都では新築住宅に太陽光搭載がほぼ義務化。仙台や盛岡でもいつ同じ流れになるかわかりません。
電気代は年々高騰し続け、10年前と比べて平均で約30%近く上がっています。これからの家は「屋根で電気をつくる」のが当たり前になるでしょう。
そんな中、ROOF-1は
「屋根の美しさを損なわない」
「家計をしっかり助ける」
「将来の大きな安心になる」
──この三拍子が揃った太陽光パネルです。
私がこのROOF-1を自宅に採用した最大の理由はそこにあります。
しかもROOF-1は一般住宅だけではなく、モノクローム社のホームページを見てもわかるように、学校や公共施設、店舗ビルなど幅広い現場で選ばれています。
それだけ信頼されている証拠です。
5.2kWを載せれば年間で30万円以上の電気を生み出し、25年間で少なく見積もっても750万円以上の経済メリットをもたらす計算です。
もしこれから家を建てる方、屋根リフォームを検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひこの選択肢を心に留めておいてください。
私自身が屋根のプロとして、そして施主として選んだこの屋根だからこそ、自信を持っておすすめできます。
見た目の美しさだけでなく、数字で裏打ちされた賢い選択を、ぜひあなたの住まいにも。
ROOF-1について詳しくはモノクローム社の公式サイト
[[モノクローム社 ROOF-1 https://www.monochrome.so/roof]]をご覧ください。

当店でもご相談受付中です。興味があればいつでもお声がけください。
私の自宅もいつでも見学OKですので、ぜひリアルな屋根一体型太陽光をご覧になってみてください。
太陽光パネルROOF-1の施工エリアは青森県、秋田県、岩手県、宮城県で対応しています。
以上、代表の瀧澤(タキサワ)でした。


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