屋根の訪問販売、上手な断り方|玄関先でそのまま使える一言テンプレ集
- Yutaka Takisawa

- 6 日前
- 読了時間: 5分

「お宅の屋根、ちょっと危ないですよ」
ある日とつぜん、こう言って屋根屋さんが家に来たこと、ありませんか。
びっくりしますよね。しかも「今すぐ直さないと大変なことになりますよ」なんて言われると、こわくなって当然です。
でも、ちょっとだけ待ってください。その人、本当に信用していい人でしょうか。
この記事では、とつぜん来た屋根屋さんの上手な断り方を、玄関先でそのまま使える言葉も入れながら、できるだけかんたんに説明します。むずかしい話はしませんので、肩の力を抜いて読んでくださいね。
なぜ、断りにくいのか
屋根の訪問販売がやっかいなのは、屋根が自分では見えない場所にあるからです。高いところにあって、自分の目では確かめられません。だから「瓦がズレてますよ」「このままだと雨漏りしますよ」と言われても、本当かどうか分からず、つい不安になってしまいます。
しかも相手は、人を不安にさせるのが上手なプロです。「近所で工事をしていて気になったので」と親切なふりをしたり、「今日だけ安くします」「次の台風で屋根が飛びますよ」と急がせたり。こうやって、こちらがゆっくり考える時間をうばっていきます。
なぜ急がせるかというと、ゆっくり考えられるとウソがバレてしまうから、そして ほかの業者とくらべられると値段が高いのがバレてしまうからです。本当にいい業者さんは、急がせたりしません。「ゆっくり考えてくださいね」と言ってくれるものです。
ですから、うまく断れなくても、あなたが悪いわけではありません。「そういう手口なんだな」と知っておくだけで、ずいぶん冷静になれます。
断るときに守る、3つのこと
むずかしく考えなくて大丈夫です。次の3つだけ、頭に置いておいてください。
屋根にのぼらせない
家に入れない
その場で決めない(サインしない)
この3つさえ守れば、まず被害にはあいません。
とくに大事なのが、いちばん上の「のぼらせない」です。「タダで点検するだけですから」という言葉が、じつはいちばん危ないんです。一度のぼらせてしまうと、わざと屋根材をふんで割ったり、屋根のてっぺんの金属(棟板金=むねばんきん)の釘をぬいて「浮いていて危ないですよ」と見せたり、ということが実際に起きています。中には、まったく別の家の傷んだ写真を見せて「これがお宅の屋根です」と言う業者もいます。

そのまま使える、断り方の言葉
いざとなると言葉が出てこないものなので、そのまま使える言い方を用意しました。声に出すだけで大丈夫です。
いちばん多いのは、インターホン越しの場面です。このときは「うちはいつもの業者さんに頼んでいるので、けっこうです」と言えば、それで終わりです。ドアを開ける必要もありません。
「無料で点検しますよ」と言われても、「点検はほかに頼んでいるので大丈夫です」と返しましょう。それでもしつこいときは、「家族と相談しないと決められないので、今日は帰ってください」と伝えます。自分ひとりでは決められない、と言うと、たいていの業者は引きさがっていきます。
それでも帰らずに しつこく粘るようなら、「警察に連絡しますよ」と はっきり言ってかまいません。長く居座ったり、大きな声で迫ったりする行為は、法律違反になることもあります。こわいと感じたら、ためらわずに110番してください。
ひとつだけ気をつけたいのが、「考えておきます」という返事です。やんわり断ったつもりでも、業者のほうは「また来ていい」という意味に受け取ってしまいます。断るときは「いりません」「けっこうです」と、はっきり言うのがコツです。それから、その場で契約書にサインや印鑑だけは、ぜったいにしないでください。紙は受け取らず、どうしても渡されたら持ち帰って、家族に見せましょう。
もし、もう契約してしまったら
勢いでサインしてしまっても、あきらめないでください。訪問販売には「クーリングオフ」という決まりがあって、契約してから8日以内なら、無料でやめることができます。理由もいりません。「やめます」と伝えるだけで大丈夫です。工事がもう始まっていても、やめられます。
やり方はかんたんで、「契約をやめます」と紙に書いて業者に送るだけです。はがきでもできますが、記録が残る送り方にしておくと、より安心です。
もし8日をすぎてしまっても、クーリングオフの説明がそもそも無かった場合や、うその説明で契約させられた場合は、やめられることがあります。ひとりで悩まず、消費生活センター(電話番号は188、いやや、とおぼえてください)に相談してください。無料で話を聴いてもらえます。
そして、業者を断ったあとで「でも、本当にうちの屋根は大丈夫かな」と気になる方も多いと思います。そんなときでも、自分で屋根にのぼるのだけは やめてくださいね。毎年、屋根から落ちて大ケガをする方がたくさんいます。気になるときは、スマホで屋根の写真をとって、工事をすすめてこない別の屋根屋さんに見てもらうのが、安全でいちばん確実です。
屋根の訪問販売は、正しいことを知ってさえいれば、こわくありません。落ち着いて「けっこうです」と断れば大丈夫です。
そのうえで、「本当に直したほうがいいのかな」と気になったときは、ぜひ私たちに写真を見せてください。瀧澤屋根工業では、LINEで写真を送るだけの無料相談をしています。むりに工事をすすめることはありませんし、「これは直さなくて大丈夫ですよ」も、正直にお伝えします。




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